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テノーミン錠

最愛の家族と [命の繋がり]

当ブログを読んで頂きありがとうございます!(^^)!
今回は私事ではありますが、最愛の家族である愛猫の事をお話ししたいと思っています。
当ブログを読んで頂いている方はご存じかと思われますが、私は4匹の家族猫と家族と一緒に暮らしています。

その中で一番私にとって特別な愛猫のオスの「トラ」がいます。
今から10年前に縁がありトラは家にやってきました。当時トラは生まれてまだ数か月程で本当に小さいぬいぐるみのような感じでした。鳴き声にも特徴があり、「フニャ~」と鳴くような子猫でした。元からある性格もあってか、とても人なつっこく、直ぐになつく甘えん坊でした。

まだ歩く事さえもままならないフラフラ歩きで布団の上で転ぶとそのまま寝てしまうような子猫です。
ご飯も沢山食べてドンドン大きくなっていくトラ。今年の夏で丸、10年となりました。赤ちゃんの頃のまま大きくなった感じで家に帰ってくると大合唱がはじまるかのように鳴きだします。

顔をこすりつけてきて離れません。ご飯を作っていると台所に来て何も用がなくとも待っていたり寝る時も布団の中に入ってきたりなど私にはトラのいない生活が考えられない程の存在です。

そのトラも今から2年以上前に命に関わる事がありました。その日は夜の11時過ぎにトラが咳をしていて、私は食べ過ぎて咽ていると思い、しばらくすれば、落ち着くと思っていたのですが、その考えは浅はかでした。

一向におさまらず、余計に酷くなり体も疲れ果ててしまい体を横にしたまま起き上がりません。
鼻水もでていて発作のようなシャックリもでていて、私は余りにも心配になり朝方まで起きて様子をみていました。多少は落ち着いたものの、体が弱り衰弱しているのは私にも解る程です。
緊急で見てくれるペット病院が家の近くには無く、朝7時から始まるペット病院に病院が開く前に行って待っていました。

勿論一番初めに見てもらいました。レントゲンを撮るためにトラはバリウムを飲まなければなりません。初めて口の中に入れたバリウムにトラはビックリします。
体が弱っているにも関わらず手足をバタバタします。目には涙がいっぱいで私の顔を見て涙を流しながら鳴きます。口の中に入っているバリウムを吐き出してしまい余計に苦しい思いをしてでも私に向かって鳴いていました。

この時の事は私は一生忘れられない程頭の中に焼き付いています。
私も涙が止まりません。トラの苦しい姿を見る事が余りにも辛すぎました。
なんとかレントゲンを終わらせ、診察した結果を聞く事になります。特に病気ではないようですが、レントゲンを撮った時に胃の入り口付近に何か塊があります。

この遺物がトラを苦しめているらしく、これを取り除かないとトラは命に関わると答えがでました。
この遺物が胃の入り口を蓋をしている状態で発作や咳などを起こしているらしくトラを助けるためには手術しかありません。

緊急手術となります。私はそのあと病院に残っていました。何時間いたかはわかりませんが、先生から「落ち着いたら連絡します」と言われ私は一旦、家に帰る事に。
帰っても何もやる気になりません。脱力感に襲われます。少しすると、何時間か前にトラが横たわっていた所を目にすると涙が溢れてきます。

涙が止まらない程出てきます。トラが亡くなったわけではない事は解っているのですが、苦しがる姿を思い出すとどうにもなりません。他のチビ達も心配そうな顔で私を見ていたことはいまでも覚えています。トラが退院するまで毎日いつでも私の近くにいてくれました。

その日の夜電話があり、早速病院に。手術は無事成功しましたが、トラは点滴を打ちながら横たわっていました。私は気が抜けたのか、トラの姿を見た途端に泣き出してしまいました。

その日から約2週間トラは入院です。毎日3回面会にいきました。次第に回復していくトラを毎日見に行くたびに泣いていた気がします(笑)
診察に来ている人の前でも声を殺しながら泣いていたと思いますね。この時程、恥ずかしいとか全く意識しませんでした。

そして待ちに待った退院の日も勿論病院が開く前から待っていました。私の姿を見た先生が「どうぞ」と言い7時前に入らせてくれてこの時は恋人に会う気持ち以上にドキドキしていたと思いますね(笑)
トラは元気良く動きまわっています。私の顔を見て鳴きながら飛びついてきました。2週間ぶりに抱っこしたトラ。この時は何年も逢っていないような感じです。
自然と涙がでます。大泣きだったとおもいますね。先生にお礼を言って家に帰ります。家に着くとみんなに挨拶するかのようにトラは体を寄せ付けます。そして私の所に来て「フニャ~」と鳴きながら飛びついてきました。

           お帰りトラ。
トラは今も元気です。最近は4匹の愛猫達も注射を打ちました。私が家にいる時は外に遊びに行かせたりしています。トラはこの10年沢山の癒しと色々な思いでをくれました。私が悩んだり頭を抱え込んだ時は静かに寄って来てずっと傍にいてくれたり、トラが私を見て涙をながした事も覚えています。
人間と動物。名前は違えども同じ命を持っている事に変わりはありません。私もトラもいずれは命果てる時はきますが、一日も長くお互い元気でいられたらと思います。


トラ・・・いつもありがとう。
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皆さんいつもここまでよんで頂きありがとうございます。

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NO NAME

共感します(泣)
by NO NAME (2015-10-16 16:35) 

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