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テノーミン錠

長い一日~命の重さ~ [小さな命]

当ブログを閲覧して頂きありがとうございます!(^^)!

昨日は私にとって長い、今後も忘れられない一日でした

午前中はジムに行って家に帰った後、洗濯や掃除を終えチビ達を外で遊ばせながら

私は昼のご飯を、コンビニで買っていた時にある出来事が起きました。

弱っている猫ちゃんとの遭遇

目を疑いました。

体が全く動かずに虫の息状態

目は瞳孔が開いたままか筋肉が硬直しているため瞬きもできません

かすかに鳴き声をだしますが力が抜けきっているために立ち上がる事もできない

私が仲良くしている子供達が来ます

話によると前の飼い主がペット禁止の場所に引っ越してしまったために

飼育放棄して捨てたらしいです

あまりの身勝手さに怒りが抑えきれませんでした

ですが、それよりも先にこの弱っている猫ちゃんをなんとかしないと

動物病院に片っ端から電話しますが

日曜日と言うだけにどこも休みの場所ばかり

ですがなんとか日曜診察してくれる病院を見つけさっそく診察にチビッ子達と行きました

診察後の結果は言葉が出ない程状態が酷く


「人間でしたら今の状態でしたら生きている事が出来ません」

獣医さんの話では「ここまで衰弱してしまうと手の打ちようが・・・」

「仮に血液検査している時に息を引き取ってしまうおそれがあります」

体温も34度とかなり低めで本来の正常値は38度はあってもおかしくない状態

臓器である内蔵と心臓が今にも停止しそうな程でした。

子供達もその話を聞いて大泣きしてしまい私も涙がこらえられません

助手の方が「どうしますか?リスクは伴いますが検査しますか?検査希望となるとかなり費用が
かかってしまいますが」

・・・・・・

私は言ってしまいました

お金じゃない

はい?

「金の問題じゃない。今何も出来ないといってこのまま見殺しには出来るはずがない!!」

「金なんてどうだっていい!!このまま苦しい思いさせるだけなんて望んでいるわけないんだ」

「人間が倒れていたら人は直ぐに電話して救急車に運んでもらうが、動物の場合は
ただ可愛そうといいながらそのまま。同じ命を持った動物のはず!!」

「金なんかどうだっていいから検査して少しでもそれなりの処置をお願いしたい」

私はこの時一方的に牙をむくように噛みついていました

獣医さんと助手の方も私の気持ちが通じたのか早速血液検査へ

だいたい一時間程した後に結果がでます

やはり思った以上にかなり深刻な状態

治療をしている最中に体が持たず・・・・・

と、言う事がありえる程と言われます。

入院させるのも大型な病院とは違い24時間体制で見る事ができないと言われ

ひとまず家に向かいます。

家に帰り緊急で見てくれる場所に電話しますが対応がよくありません

ある病院では


「こちらで診察した結果の書類はあるんですが」

「こちらに来られた場合もう一度血液検査をさせて頂きその後の処理で金額が変わります」

・・・・・。

ブチ・・・

よくわかったよ

ブツ。

直ぐ電話切りました

何なんですかこの対応

金?

はらわた煮えくり返ります。金よりも先に見てもらえるかどうかの状態のはずが・・・金

クソ共が

怒りと悲しみが抑えきれません

人間やっているのが嫌気がさします

恥ずかしいどうしようもない生き物

ゴミクズです

ですが、その葛藤の中で突然・・・・悲しい出来事が輪をかけてやってきます

猫ちゃんの顔をみていると、静かな呼吸を3回した後に・・・・


息を引き留めました。

・・・・・・・


・・

うっ・・・

まるで我慢していた感情が抑えきれずに溢れ出るかのように泣き叫びました

自分が飼っていたとか拾ったとか

私にはそんな事どうでもいい事です

そんな下らない事はこだわらない

もう、何が何だかわかりません

ただただ悲しくて、悔しい

自分勝手な人間に対し本当に嫌気がさして

どうにもならない思いでした

無能で無力

欲ばかり特化した

ずるがしこい生き物人間

助けてあげたかった

わかっていた

自分は専門的な事も何も知らない

無力で無知

だけどわからないからこそ

例え数%の奇跡でも信じたかった

信じてあげたかった

同じ人間でも冷たいどうしようもない人間と同じになりたくなかった

・・・悲しすぎた。

私はしばらくしてから外に

風がかなり強いです

家の敷地内に大きな墓を作りました

仲良くしている子供達を呼んで一緒に最後のお別れをしました

最後に抱きしめながら泣きじゃくる子供達

私も涙が止まりません

子供達が一言いいます

「今日の事忘れない」

言葉がでません

最後に線香をあげて祈りました

「生まれ変わったら必ず逢おう」と

今の時代、人間の考えが余りにも冷たい狂った感じと思ってはいましたが

この子供達の優しさに触れて

まだまだ捨てた物ではないと感じました

この日は本当に長く一日を感じました

そして色々と私は得られる事もありました

小さな命が繋げてくれた

優しい心

そして命の本当の重み

私は生涯忘れません

まだ生きたかった

生きる事ができた命

その尊い命さえも人間が好き勝手に出来る事ではないはずです

立場が一度は逆になればわかる事だと思います

所詮、人間は無力で一人では何一つできません

力を貸してくれる人

支えてくれる人があって成り立ちます。

それは決して自分一人だけで出来る事ではないはず

私はこの日に起きた出来事を一生忘れません

最後は悲しい結末になってしまいましたが

お互いこの時代と同じ時間に存在した軌跡

それが例え数時間であっても

なんとかしたいと思う事に

命燃やす事ができた事

私は忘れません

ここまで読んで頂きありがとうございました
尊い命.jpg



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長友

元の飼主さんに一番、腹が立ちます。
越したとこが猫ちゃんNGなら可愛がってくれる
人を探してくれたら死ななくてもよい命だったのに。

一生懸命に介護してくれて猫ちゃんも感謝して
旅立ったと思います。
その心優しさに私も感動しています。

by 長友 (2016-02-15 14:57) 

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