～十年前～これからの十年～

当ブログを閲覧ありがとうございます(^^)今日、昼にベンチに座りながら空を眺めていました。
風は強いものの、とても良い天気で快晴です。

その時にふと昔を思い出しました。十年前の今頃は・・・。
私は当時小さい会社ではあるものの力のある会社で名ばかりではありますが社長代理として働いていました。
営業や企画などからデザインなど多種多種目の会社でした。髪型自由、服装自由など私の大好きな自由性の多い会社です。今考えればかなり良い会社です。しかし取引先の親会社が急な倒産。下請けだった私のいた会社も大打撃を受け、かなり大変な時期でした。

いつの時代もわからないものです。考えられない事は突発的に起こります。私もまさかとは思いましたがそれは現実です。その後一年、新規開拓のため営業して違う分野にも手をだしますが、虚しく倒産です。
その後は色々な職を転々としました。自営業を立ち上げたり、全く違う職に着いたりと、色々とやりました。しかし中々うまく行かず頭を抱える事が多かった気がします。それでも何か人とは違う事に目をつけてその「何」かに希望を持っていました。

もっと周りの人間の事を素直に聞いていれば惨めな思いも苦労もしなかったのかもしれません。
もっと楽に事も進んだのかもしれませんが人間理屈じゃ説明できない「何か」があるものです。

それは意地やプライドとはまた違う説明し難い事のように感じます。中々理解してくれる人はいないと思います。いや、理解してもらえなくてもいいです。自分に正直に生きたい、言葉ではうまく表現できませんがきっとこういう事なのかと私は思います。

時代の流れで何でもなみんなと同じにしなければならない。青に見える物も黒と言わなければならない。間違った事も「みんながやってるから」と思い同じにやらなければならない。これは自分ではなくただの操り人形です。個性も何もなく只、周りと同じにして合わせる。

私はこういう事がたまらなく嫌いです。今まで沢山失敗しました、まるで「学習能力がないのか？」と言われる程です。今までの約十年はそういう事の繰り返しだったと思います。しかしその中で学び、手に入れた物もあります。それは「諦めない」と言う心です。

きっと昔の自分だったらいやな事があれば直ぐに投げ出したり、諦めたりして誰かに丸投げしたり、逃げだしたりしたかもしれませんが、今は諦めるよりも「やってみる」やりだしたら「最後までやり通す」と言う気持ちをもてました。人には得意不得意は勿論ありますが、まずは何でもやってみないとわかりません。もしかしたら自分には解らないだけで凄く適している事もあるかもしれません。

自分の生まれた環境にも左右されますが、まずはどんな事でもやってみなければ解らないものです。親や仲間に紹介されたレールを進むのも悪い事ではありませんが一度しかない人生なら多少の波の荒い事があっても自分で築いたレールを未来に向けて走るのも大きな冒険であるように感じます。
手に入れた安定で障害終わらせるよりも多少刺激があるのも悪くない人生。
私はきっと、「型」にはまるのが嫌いな人間です(笑)余り長生きは望んでいませんがこの先の十年私にとってどんな「旅」になってどんな人達と巡り会い幕を閉じるか。10年旅の始まりです。

みなさんはこの先十年どんな旅をはじめるでしょうか？
ここまで読んで頂きありがとうございましたm(__)m